庭のうぐいす

庭のうぐいす 特別純米 なつがこい

今年も暑い暑い夏がやって来る。「なつがこい」と、なんとも涼しげで海を連想させる爽やかな見た目が一際目を引くのが、福岡県久留米市にある山口酒造場の「庭のうぐいす 特別純米 なつがこい」だ。庭のうぐいすは、dancyuの日本酒ポップスという丸ごと一冊日本酒本で、4ページに渡り紹介されていたので、気になっていた酒だ。その時は、庭のうぐいすスパークリングということで、発泡酒の特集であった。

ある蔵元で、「日本酒を買ったら、できるだけ冷蔵庫で保管してください」と言われ、蓋を開けたらどれくらい持ちますかと聞いたところ、「できるだけ早く飲んで、また蔵まで買いに来てください(笑)」との答えだった。そこの蔵では、マイナス5度の冷蔵庫で保管し、できるだけフレッシュな間にお客様にお届けするフレッシュローテーションを心がけていた。日本酒は光もよくないと知りつつ、ほんの一瞬だと急いで自然光で撮影をするのだが、「庭のうぐいす 特別純米 なつがこい」は、UVカットの袋入り。蔵元の「光に当てると味が変わるから、絶対にやめて」という心の叫び(?)が聞こえてくる。アルコール度数は15度。精米具合は60%。原料米は、酒母・麹に山田錦、掛米に夢一献を使用。

さて、今日は、住吉酒販で購入した2種類のお酒を楽しみながら、夕ご飯ということで、5年ぶりぐらいに、じゃがいものコロッケを作ってみた。

新じゃがでコロッケを

今は、新じゃがの季節だ。こちらは男爵イモ。私は、赤い皮をしたレッドムーンというじゃがいもが一番好きなのだが、レッドムーンの収穫はもう少し先ということで、今回は男爵イモを使用。茹でてもいいのだが、皮ごと蒸してコロッケを作る。

蒸したじゃがいもは、皮がつるりと剥ける。皮を剥いたらつぶす。そして、ひき肉と玉ねぎを炒め、塩コショウ、醤油、少々砂糖と味を見ながらお好みで味付けをして、混ぜ合わせる。そして、手ごろな大きさに丸め、小麦粉、卵、パン粉をつけたら、出来上がり。

最後に、熱した油に投入。衣が破けないように気を付けながら。残りは冷凍庫へ。

揚げたてホクホクは、もちろん美味なり。パン粉は、フードプロセッサーで一瞬でできる。柔らかいパンしかなかったので、細かいパン粉になっているのだが、本来はハード系パンのガサガサのパン粉が好み。トマトは、能古島産の幸のうま熟トマト。これまた、美味しい。

ほどよい爽やかな酸味が。スッキリ

さて、ちょこっとだけお腹を満たしてから、「庭のうぐいす 特別純米 なつがこい」を一口いただく。口に入れた瞬間、ほどよい爽やかな酸味がふわっと。スッキリとしたやや辛口の酒である。何でも、リンゴ酸を多くする酵母を使用し、甘味と酸味のバランスを整えたとのこと。これは、酸味の効いた夏野菜のピクルスなどと一緒に飲みたくなる。これから訪れる暑い夏、スキッと爽やかになりたい時、ふと頭をよぎる酒である。