歩んだ過去の否定

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PDCAサイクル至上主義になってはいないか?

PDCAサイクルを回す。といことを否定しないといけない時がある。PDCAサイクルを回しましょうということを言いがちであるが、PDCAがそもそも見当違いであったり、PDCAで変える流れが抜本的に変わったり。という潮流があることを受け入れないといけない。コハダもどう切るべきなのか?ということも考えないといけないが、そもそもコハダでいいのか?ということも考えないといけない。このご時世、酢締めの酢が強すぎるという人間が増えて、そのマーケットに職人が従うということが起きてもおかしくないのである。

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うに。赤黒も。紫も。

うにの殻にしゃりを入れる。普通に考えると有り得ないというか、しゃりへの冒涜なのかもしれない。ただ、これは鮮度が高いという現れの意思表示なのである。これでしか伝わらない、ビジュアルがある以上、異常ではない。正しい時流に乗った鮨なのである。ちなみのこちらの写真は宮崎の一心鮨光洋。銘店であるのは間違いない。

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海外で受けるのは乙種の本格焼酎ではない?

焼酎屋さんがBangkokで焼酎を売る。となると、割り材が必要で、水と氷が必要になるが、焼酎で売らなければ、ストレートで飲んでもらえる。であれば、乙種の焼酎にこだわるのではなく、ハードリカーとして海外に露出を高めるべきである。それがマーケットインの手段であり、プロダクトアウトではないのである。頑なに固執するものの正当性は何なのか?伝承すべきは、焼酎なのか?酒蔵なのか?そこで見出す回答が異なるのかもしれない。

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宮崎。AUTHENTIC BARにいる。

今宵、宮崎でWhiteHorseを主に扱うBARで飲んでいる。決して今の時代、WhiteHorseを選ぶ琥珀色好きな人達は主ではない。おそらくマイノリティなのである。多分それは百も承知なのだ。それでいて、この酒を出し続ける。ただそれだけでは顧客は満足できないので、それ以外の酒も憚ることなく、出している。こだわりと受け入れる。その二極が両立されているから、今日もこの看板にネオンが煌めいているのであろう。PDCAを回す。合わせて次なるマーケットに迎合する。その二本立ての凄みを感じる夜である。固定概念にとらわれてはいけない。現実は小説よりも奇なり。事実が必ずしも正しいわけではない。受け入れられない現実があるのであれば、それは乗り越えなければならない旧態依然の既成事実なだけである。

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宮崎,西橘通,ニシタチ,木挽,日向

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