焼き酒粕

オリーブオイルで焼き酒粕

酒粕は、毎年買うのだが、なかなか最後まで使い切れない。使い切れない場合は、冷凍保存をするのだが、結局冷凍庫に入ったままなんてこともよくある。そこで、おすすめしたい食べ方が、酒粕といっても板粕を使う、オリーブオイル焼き。チーズのようなコクがあって、酒の肴にもおすすめだ。

ます、板粕を適当な大きさに切る。おからかりんとうをイメージして、切ってみた。

切った酒粕をオリーブオイルで、弱火でじっくりと焼く。ここで火が強いと焦げてしまうので、じっくりじっくり。

もう少し色が付いたら、完成。酒粕とオリーブオイルの香りが、なんともいえない。ちなみに、そば粉のように上げたら、そばかりんとうのようにカリッと美味しくなるかもと思い、油で揚げてみたが、イマイチ。中がカリッとせずに、すぐにまわりが焦げてしまう。低温でカリッと揚げることができたら、きっと美味しいに違いない。そう考えると、オリーブオイルでじっくり焼く方が失敗がない。

完成したら、お塩をふって。塩は、山口県長門市にある百姓庵のもの。昨年秋に取材に行ったのだが、「季節ごとに海が異なるとのことで、四季折々の塩」がある。こちらは、「秋塩」。ここ最近で一番美味しいお塩だ。

こちらは、揚げたもの。やや焦げ気味。カリッとせず、フニュと。

お酒のつまみに。いそのさわの「吟醸生酒」を飲みながら。

これから、蔵開きで、酒粕を手に入れる人も多いはず。酒粕が余ったらもったいないので、ぜひ、オリーブオイル焼き、試してみては。くれぐれも、焦らずゆっくりと。

 

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