繁枡 手造り本醸造

何杯でも飲みたくなる、飽きのこないお酒

今宵はゆっくり、腰を落ち着けて思う存分晩酌したい。そんな時、晩酌の一本にはどんなお酒を選びますか。香り豊かでフルーティーな吟醸酒やフレッシュな生酒、それともガツンとインパクトのある原酒?最初の一杯にはそんな個性豊かなお酒もいいけれど、二杯、三杯、四杯ともっともっと飲みたくなるのは、くせが少ないシンプルなお酒ではないでしょうか。福岡県八女市にある高橋商店の繁枡手造り本醸造は、何杯でも飲み続けたくなる飽きのこないお酒です。

繁枡本醸造

地元の人々の声を何よりも大切に

繁枡手造り本醸造。福岡県産酒米・夢一献を使用したアルコール度数15度以上16度未満の本醸造酒です。繁枡といえば、福岡市や他県の飲食店でも提供される高橋商店の代表銘柄。枡の中に「繁」の文字を描いたロゴマークをご存知の方も多いと思います。高橋商店は、約300年かけて八女市民の晩酌のためにこちらのお酒を造り続けてきました。というのも、今でこそ県外にもファンの多い繁枡ですが、一番年季の入ったファンはやはり、地元の八女の人々。八女人の繁枡に対する愛情やこだわりは強く、味への評価や意見はとてもシビアだと蔵元さんは語ります。「今年の酒は甘すぎる」「キレが足りない」「この味だと煮物には合わない」毎年毎年、高橋商店には八女市民から今年のお酒に対する率直な意見が寄せられるそうです。地元のお酒に対して一番舌が肥えているのは、地元の人々。だからこそ、高橋商店は八女市民の声に丁寧に耳を傾けて、酒造りに生真面目に向き合い続けてきました。その結果、こちらのお酒は今の味に落ち着いたそうです。

繁枡本醸造

個人的な話になりますが、八女市出身の私が日本酒を好きになったきっかけは、高橋商店のお酒でした。20代前半の頃からお酒は嗜んでいたのですが、飲むのはいつもビールや酎ハイ、カクテル。当時はお酒の味を楽しむというよりも、友達とわいわい飲んで場の雰囲気を楽しんでいるだけでした。そんな折に、ある飲み会で「君の地元に、すごくおいしいお酒をつくる酒蔵があるの知ってる?」と、先輩に差し出されたのが高橋商店の繁枡でした。当時はまだ、日本酒=年配の男性が飲むものというイメージを持っていた私は、その時頂いたお酒のおいしさにとても衝撃を受けました。それがきっかけで、飲み会で日本酒を選んだり、旅先でおみやげに地酒を購入するようになりました。高橋商店の今年のお酒はいったいどんな味になるのか。

八女市民として、一人の日本酒好きとして、毎年とても楽しみです。