花火と高粱と小米

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水郷日田、天領日田の花火に何を想う?

水郷であり天領である日田に行ってきた。花火を見に。今年はじめての花火。花火が上がる華やかな夜空より花火が終わったあとの余情。最近は花火より余情に浸ることが多い。花火大会というイベントが開催されるハレの日よりも、翌朝いつもと変わらぬ朝が来る。その余情。そして、いつも花火を見る度に、思い出すのは久留米水天宮の花火大会で、あの頃描いていた夢の延長線上に立っていることができる大人なのだろうか?若き屈託のない心を持っていた自分と今を比較してしまう。

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博多日本酒吟醸香で伝えること。職人の想い。

今目の前にある四合瓶。4人いれば1時間もかからずに空けることができる。ただこの4合瓶。瓶詰めされるまで、また瓶詰めされた後の工程も無論そうだが、我々の手元に届くまでに、長い時間をかけて、丁寧に丁寧に作られている。そこに携わる職人の想い、職人と名はつかないプロの人たちの想い。これらをきちんと伝えていかないといけない。

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博多日本酒吟醸香で伝えること。飲み手であること。

先の話に戻るとする。1時間足らずで飲むなと言う話ではない。酒を呑む文化を継承していくこと。これだけ酒離れが叫ばれている昨今、それでもお酒を飲むということの楽しさ、娯楽性、嗜好性、文化を造っていかなければならない。そのためには飲酒絡みでの問題が起こらないルール作りが必要という話も大事だろう。ただ、そういう規制は他の方々に任す。我々はお酒を飲む行為の楽しさ、美しさ、憧憬の念を抱けるような飲み方を伝えていきたい。花火を見ていた若かりし少年の夢に描ける大人の姿であり続けたい。

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白酒と高粱酒。話は大きく変わる。

白酒と高粱酒。パイチュウとカオリャンチュウ。この2,3年台湾へ行く仕事で機会がある。グローバルというカタカタ表記も認知度高い時代である。この10年吟醸酒ブームは日本から世界へ輸出された文化である。アメリカ・フランスを中心に。海外のお酒も機会があれば紹介もしていきたい。
白酒と高粱酒。蒸留酒である。「白」は透明を意味していると言われている。原材料は、高粱(中国産もろこしの一種)もしくはとうもろこし。アルコール度数は38度から60度。このくくりでは、幅広いので、また詳細は別の機会に。

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樽蔵小粟酒。こちらも軽く紹介。

樽蔵小粟酒とは小米酒。こちらも手に入ったので、少しご紹介。小米酒。原材料は小米(粟)。その味は甘くフルーティとのこと。こちらも詳細改めて。ちなみにこの写真の小米酒はアルコール度数40度。

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