八女 抹茶スイーツ

八女の抹茶や玉露を使った、贅沢スイーツ

八女といったら、全国的に八女茶が知られている。とりわけ品質の高い玉露が有名だが、これらの八女のお茶を使ったお菓子が数多くある。福岡から八女へ帰る途中に立ち寄った隆勝堂で、抹茶と玉露を使ったお菓子を見つけた。

隆勝堂の創業は、大正13年。お茶菓子・和菓子からはじまり、戦前からは、生クリームを使った洋菓子なども手掛けるようになった。地元八女で親しまれ愛されている菓子店だ。

「よなわなダックワーズ」は、星野の石臼挽きの抹茶が軽い生地とクリームにふんだんに使われたダックワーズ。口に入れた瞬間、サクッという食感とともに、濃い抹茶の風味と香りが口の中いっぱいに広がる。中に小豆が入っているのだが、この小豆の存在感が強い。抹茶の風味や味わいを引き立ててくれる。これは個人的にとても好み。

八女の伝統本玉露を贅沢に使った餅菓子が、「茶福雲(ちゃふくうん)」と「茶霜露(ちゃそうろ)」だ。正直、玉露は、今までに数回しか飲んだことがない。

「茶福雲(ちゃふくうん)」は、求肥のようにトロンとやわらかいお餅の中に、香り高い玉露を白餡に混ぜた濃厚な玉露餡が入っている。玉露の深い味わいが口の中いっぱいに広がる。やわらかいお餅との相性がいい。

「茶霜露(ちゃそうろ)」は、「茶福雲(ちゃふくうん)」よりひと回り小さいサイズで、皮は薄く、「茶福雲(ちゃふくうん)」の玉露餡よりもっと玉露が凝縮されている感じさえする。薄皮のまわりに、玉露と和三盆がまぶされているせいかもしれない。和三盆は玉露を引き立てる程度で、ホロ苦感と中の玉露餡が上品で、玉露の深い風味や香りが感じられるお菓子。

どちらも秀悦。お茶や抹茶を使ったお菓子は苦手なのだが、これは美味しい。八女のお土産にもいい。これから、お茶どころ八女で、八女茶を使った菓子も開拓していきたいものだ。隆勝堂のお菓子は、全部ではないが一部ネットでも購入できる。