ふみざけ第11回
久留米の北野天満宮
こんにちは! 福岡県久留米市出身のフリーアナウンサー、よしたけふみです。
今回訪れたのは、私の地元久留米市の北野町にある北野天満宮。よしたけさんは神社仏閣好きで、信心深いので、いろいろお祈りしちゃいました。
北野天満宮は1054年(天喜2年)創建という歴史ある神社。京都の北野天満宮から、学問の神様として信仰されている、菅原道真公(天神様)の分霊をまつったことが始まりとされています。
境内に入ると、大きなクスノキがあります。なんと樹齢900年! 福岡県の天然記念物に指定されているそうです。
その先には、鮮やかな朱色の楼門(ろうもん)が見えてきます。ほんと立派です。
本殿には、3つの蔵の酒樽が奉納されていました。北野天満宮のある北野町は、お酒造りも盛ん。「庭の鶯(にわのうぐいす)」の山口酒造場、「千年松」の千年乃松酒造、そして、これからうかがう「山の壽」の山の壽酒造があります。
お祈りしていたら、気づきました。
左に金色の鳥、
右に銀色の鳥がいらっしゃる。
「鷽(ウソ)」という鳥です。鷽は菅原道真公と縁深い鳥として知られ、太宰府天満宮など全国の天神様をまつる神社で、よく見られます。鷽は前年の悪いことを嘘(うそ)として、吉と替えてくれるとされ、「鷽替え」のお祭りが全国で行われています。
よしたけさんも、前年の災いを嘘にしてもらいたい。「頼んだよ」と、体をヨシヨシとなでておきました。
久留米の北野天満宮には、なんと河童(かっぱ)の手が宝として保管されているそうです! この河童さんは菅原道真公の窮地を救ったなどの逸話が残っているんですって。
久留米には、田主丸にも河童伝説がありますね。よしたけさんも一度、河童にお会いしたいなあ。筑後川沿いをジョギングすることがありますので、出てきてもらえないですか?