林龍平酒造場蔵開き

田川と行橋の間、みやこ町に位置し、英彦山の伏流水で造る林龍平酒造場の蔵開き

かつての炭鉱町として知られる田川と行橋の間、福岡県京都郡みやこ町にある酒蔵が「林龍平酒造場」だ。福岡県と大分県の県境に聳える霊峰英彦山を源とする今川の中流で、山紫水明のほとりに位置することから、英彦山の伏流水で酒を醸す。銘柄は「九州菊」で知られ、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した山田錦で造った「残心」、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した伊勢神宮の神田に端を発す奇跡の米イセヒカリで造った「歓びの絆」、こだわりの無農薬米で醸した純米吟醸酒「源じいの森」など米の栽培方法にこだわった日本酒などもある。3月4日に蔵開きが開催されたので、早速行って来た。

林龍平酒造場に到着すると、とにかく、ほろ酔い気分の人たちがいっぱい。道路を挟んだ蔵の前のスペースにも、蔵の敷地にも、お酒を楽しく飲む人々の姿が。しかも、焼鳥、お好み焼き、唐揚げ、おでんなどは低価格なので長蛇の列ができていた。地元の方たちが出店を出しているらしき雰囲気が漂っていた。まさに、地域のお祭りさながら。太陽のもと、昼間からあけっぴろげに楽しい宴。こんな日も、たまにはいい。

 

蔵の入り口で、チケットを購入する。5枚綴で500円。試飲は、くみたて原酒、生酒、にごり酒、たる酒の4種類。2枚綴り券もあった。

入ってすぐのところには、酒粕を使ったスイーツなどもあったのだが、一目散に蔵の中へ。

まずは、にごり酒。にごり酒は、発酵を終える寸前の醪(もろみ)を粗目の布で軽く濾したもので、素材の味わいそのまま。濃厚でいい意味でさらりとはしてなくて複雑な味わいで、しっかりとした飲み応えあり。

そして、次は、本醸造生酒。火入れを一度もしていないもの。酵素が活性のままなので酒質が変わりやすい。通常火入れは2度行うのだが、火入れをしてない生酒など、低温管理しないと、「火落ち菌」により白濁・劣化してしまうそうだ。こちらは、濃厚でキリッと辛口。

くみたて原酒は、どっしりフルーティーな味わい。有料試飲とあって、1杯の量が多いので、立て続けに3杯飲んだら、ほろ酔い気分に。

仕込み水が、すっきりと心地よい。

販売は、生酒など限定品が4,5種類あった。

蔵の中では、ところどころで、本格的に飲む人々の姿も。

まるで、青空宴会場。夜更けではなく、青空のもとでお酒を飲むのも健全でいいものだ。きっと明るい話題で美味しいお酒が飲めるに違いない。

 

施設名
林龍平酒造場
住所
福岡県京都郡みやこ町犀川崎山992-2
電話
0930-42-0015
URL
http://www.kusugiku.jp/