小郡市にある唯一の酒蔵、森山酒造の蔵開き
森山酒造は、福岡県小郡市にある唯一の酒蔵で、代表銘柄は「月の桂」。酒の仕込み水で造る無添加のアイス「もりやまのアイスキャンデー」も手掛けている。
4月7,8日に蔵開きが開催された。7日は曇り時々雨だったが、早速行ってきた。
蔵の中に入ると、すでに多くの人ができあがっていた。古い木造の蔵だ。
まずは、試飲を。「月の桂 吟醸 三年貯蔵酒」から。夢一献を60%磨いた吟醸酒。アルコール度数16度、日本酒度+4。まろやかさで、米の甘みがほんのりと感じられるお酒。かなり飲みやすい。
こちらは「月の桂 純米酒」。こちらは、ややさっぱりと辛口。
純米吟醸、搾りたて生もあった。熱処理してない生のお酒は、やはり香りも味わいもインパクトがある。
「大吟醸 嘉六」。こちらは有料試飲で1杯300円。やはり、大吟醸は、注いで頂いた瞬間、華やかな香りが漂う。こちらもとても飲みやすかった。
樽酒や手作り甘酒などもある。甘酒は、適度な甘さでさっぱりとして飲みやすい。
酒粕、麹、粕漬けは、酒蔵開きの定番品。粕漬けは、各蔵、味わいが異なる。酒粕の違いが顕著に出る。ハリハリとした歯ごたえと、酒がやや残る濃厚な味わいは、若い時は苦手だったが、年とともに好むようになる。
久留米名物、亀口おこし。手作りの素朴な味わいだ。
地元の団子や焼き鳥など。お野菜なども販売されていた。
今朝獲りたてのタケノコも販売。「新鮮だから、米ぬかなしで茹でていいよ」とのこと。春の食材とともに、日本酒といきたいものだ。