山の壽酒造蔵開き

久留米市北野町にある、山の壽酒造の200周年蔵開きへ

3月24、25日に、西鉄電車に乗って4つの蔵元をめぐる「第7回くらの細道きっぷ」が開催された。近隣の駅を降りて、山口酒造場、千年乃松酒造、山の壽酒造、みいの寿の4つの蔵のお酒が味わえる企画なのだが、同時期に、山の壽酒造では「200周年蔵開き」が行われていた。

山の壽酒造は、昨年から8代目である片山郁代さんが女性社長として率いる蔵。積極的に蔵へも入り、造りにも関わっている。創業は1818年(文政元年)。米と野菜の産地であった三井郡(現在の久留米市)には、産業と言えるものがなった。そこで、地主であった山口清兵衛さんは、米を食べるものだけではなく何か地元の産業にと、地元の米と筑後川の伏流水で造る清酒製造を志した。試飲ができる蔵の中へ入ると、くらの細道切符で2杯の飲み比べができるとあって、お酒を求めて長蛇の列ができていた。

まずは、蔵の細道切符で飲める2種類「山の壽 特別純米酒 山田錦」と「山の壽 純米酒 山田錦」を試飲させていただいた。「山の壽 特別純米酒 山田錦」はアルコール度数16度。フルーツのような華やかな香りで、ほのかな米の甘みが感じられる酒。

2杯飲み終えた後は、気になるお酒を試飲できる。

スタイリッシュなラベルが印象的な「山の壽 純米酒」は、山田錦と雄町の2種類。蔵開き限定として、無濾過生原酒も販売されていた。火入れしたものと飲み比べると、無濾過生原酒のほうが、力強さというか個性が感じられる。また、山田錦と雄町と2種類飲み比べてみると、米によって味が異なるのがはっきりとわかる。雄町のほうが、ややふくらみのある甘みを感じた。上品で飲みやすい。

「山の壽 万作」は、2017年9月にリニューアルしたばかり。福岡県糸島産山田錦を使用した純米吟醸、福岡県産夢一献を使用した純米酒、福岡県産米を使った本醸造がある。

リキュールもある。。インド産のアルフォンソ・マンゴーと九州産のアップルマンゴーに梅の実をブレンドした「フルフルマンゴー」は、ジュースのようにいくらでも飲める。佐賀県産で、香りの柔らかなレモン・マイヤーを使用した「クレイジーレモン」は、レモンの爽やかさがいい。

さらに蔵の奥では、ビストロユイットのワンプレートと代表銘柄3種と珈琲がついたお得なセットがあり、ゆっくり座って味わえた。

外に出ると、唐揚げやおでん、子どもたちのマルシェなどもあった。

おでんをいただきながら、お酒を少々。同じテーブルになった方と話をしながら、楽しんだ。

山の壽のある大城駅から電車に乗り、次は、大堰駅から歩いて15分ほどの「みいの寿」へ向かった。