日本酒と焼酎の違い

  「日本酒」と「焼酎」の違いとは?同じお酒でも、こんなにも違う

前日、取材させていただいた蔵元では、日本酒と焼酎と両方造っていた。普段何気なく飲んでいる焼酎と日本酒。いったい、何が違うのか。

「日本酒」は、ビールやワインと同じく醸造酒。醸造酒とは、穀物や果物を使い、アルコール発酵させたお酒のこと。日本酒の原料は米。

日本酒は、穀物を使い、アルコール発酵させた酒のこと。さらに細かく説明すると、蒸米と麹菌を混ぜて麹を造り、このできた麹に蒸米と水と酵母を加え、「酛(もと、または酒母ともいう)」となり、この「酛」に蒸米と麹と水を加え「醪(もろみ)」となる。この「醪」を搾ると日本酒が完成する。

麦芽を発酵させたのがビールで、ブドウを発酵させたのが、ワイン。ワインは、何度も手造りしたことがあるのだが、最低限の農薬でつくるぶどうを手に入れ、皮や種ごと潰し、砂糖を入れてかき混ぜると、数日後ぶくぶくと発酵をはじめる。毎日かき混ぜ、1週間から10日で飲み頃となった。

「焼酎」は、ウイスキーやブランデーと同じく蒸留酒。発酵した液体を蒸留(熱を加えて気化させ冷やして液体に)する。原料は、穀類、芋類など

日本酒も焼酎も、途中までほぼ同じ作り方。焼酎は、発酵した液体を、蒸留器で蒸留する。蒸留とは、熱を加えることで蒸発させ、アルコール分を優先的に冷やして液体にすることで、アルコール純度が高い酒になる。

焼酎の種類によっては、寝かせれば寝かすほど、熟成され、芳醇になるものもある。福岡県朝倉市に、15年寝かす「ゑびす酒造」の「らんびき」という焼酎があるのだが、寝かせる樽によっても味わいが変わるという興味深い話があった。詳しくはこちら。焼酎の原料は、穀類や芋類。ウイスキーは穀類、ブランデーはぶどうなどの果実が原料。

アルコール度数は、日本酒は15から16度、高いもので20度。焼酎は20から25度が多い

焼酎は、醸造した酒をさらに蒸留するので、当然、日本酒よりアルコール度数が高くなる。