糸島 日本蜜蜂

自然そのものの豊かな味わい、日本蜜蜂の蜂蜜

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師匠からいただいた日本蜜蜂の巣に、大変なことが起こった。

日本蜜蜂の巣が、西洋蜜蜂らしきものに襲われている。よく見ると、日本蜜蜂ではない、2種類の蜜蜂がやりあっているようにも見える。

そして、その蜜蜂を狙いに、スズメバチが飛んでくる。日本蜜蜂も西洋蜜蜂も肉食でないので互いを食べ合うことをしないが、スズメバチは肉食なので、食べる。獲物を捕らえると、その場で食べずどこかへ持って飛んで行く。自然界は凄まじい。

翌日には、スズメバチが大量に捕まっていた。ネズミ捕りに1匹スズメバチを貼りつけておくと、それに吸い寄せられるように、スズメバチが次々に捕らえられる。

日本蜜蜂はどこかへ逃げてしまい、てっきり西洋蜜蜂に巣が奪われたのかと思いきや、翌日、日本蜜蜂の蜂蜜だけは取っておこうと巣を開けたところ、中はスカスカである。しかも、西洋蜜蜂らしき姿もほとんどない。ということは、蜂蜜だけを取って逃げた「蜂蜜泥棒」だったようだ。驚きというか、衝撃である。師匠も「こんなことは、はじめて」とのこと。

巣の中は、こんな風になっている。

この部分は蜜蝋(ミツロウ)になる。蜜蝋は、ミツバチが巣を作る材料として、腹部にある分泌腺から出すロウのこと。水を入れて火にかけ、溶かしてゴミをすくい取る。そのまま置いていたら冷えて、上澄みが固まって来る。この固まった部分が蜜蝋になる。

3分の2ぐらい水を入れて火にかけると、だんだん溶けてくる。

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上澄みのゴミを取り除いてから、火を止める。しばらくすると、上澄みが固まりだす。

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この固まった部分が、蜜蝋だ。

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本来、蜂蜜が入っていたら、こんな感じだ。これでも通常の1/3程度しか蜂蜜が入っていない。

もちろん、自然な豊かな甘みで極上の味わいだ。毎回取ることに味が異なる。

蜂蜜は、大好きなブルーチーズと合わせて食べる。酸のある日本酒と合わせて。山廃が飲みたくなってきた。それにしても、日本蜜蜂たちの今までの働きに感謝である。