新酒は、いいなあ

新酒は、この時期だけの楽しみ

冬から春にかけて、出回る新酒。新酒はできたてフルーティで若々しく飲みやすいというイメージがあるのだが、実際にいろいろ飲み比べてみた。新酒ならではのフレッシュ感を味わいたいもの。

前回、「博多うまかもん市」を紹介したのだが、そこにあったお酒を、ほぼ飲ませていただいた。飲み比べると、違いがよくわかるので、おもしろい。

石蔵酒造、大賀酒造、白糸酒造の新酒を飲み比べ

右から、福岡市の博多の町に唯一残る酒蔵・石蔵酒造(博多百年蔵)の「吟醸 如水」、「しぼりたて新酒」、福岡で一番古い酒蔵といわれている福岡県二日市にある大賀酒造の「大賀」、「しぼりたて生原酒」、ハネ木搾りを貫く福岡県糸島にある白糸酒造の「白糸70」、「にごり酒白糸」と。

「吟醸 如水」は飲み損ねてしまったのだが、石蔵酒造の「しぼりたて新酒」は、純米酒で、一切加熱処理していない生のお酒で、フルーティで甘口。女性好みで飲みやすい。

そして、大賀酒造の「大賀」、「しぼりたて生原酒」。まず、「しぼりたて生原酒」からいただいたのだが、こちらも火入れしてない生のお酒。石蔵酒造の「しぼりたて新酒」同様に、甘口で飲みやすい。「大賀」は、純米吟醸、無濾過生原酒。 通常、日本酒は濾過するのだが、この濾過をしていない。原酒ということで。通常日本酒は、水を加えてアルコール度数を調整するのだが、加水せず調整していない、できたままの日本酒のこと。「大賀」もやや甘口で濃厚。旨味があった。同じ甘口でも3種3様。これは、飲み比べて自分の好みを選びたいもの。

そして、ここからが「辛口」。白糸酒造の「白糸70」。山田錦で造られた純米酒。こちらは火入れ済み。先に飲んだ3種が甘口だったので、違いは歴然。キリッと引き締まった味。辛口はあまり好みじゃないと思っていたのだが、これは飲みやすい。「チーズとの相性がいい」とのこと。そして、「にごり酒」。にごり酒はあまり好きではないのだが、こちらは飲みやすかった。

疲れた時やリフレッシュしたい時には、甘いお酒を

最近、真面目に働いているせいか、頼まれごとが多いのかどうか、疲れ気味。そんな時は、甘いお酒に限る。

白糸酒造の梅酒「しらうめの庭」。いいお値段だが、大吟醸10年古酒に南高梅を漬けた贅沢な梅酒。2013年天満天神梅酒大会で優勝、全国梅酒品評会2015・日本州梅酒部門で銀賞。もともとの大吟醸の旨味を感じた。

そして、大賀酒造の「マンゴー梅酒」。全国梅酒品評会2016・ブレンド梅酒部門銀賞受賞。濃厚なマンゴー果汁と本格焼酎仕込みの梅酒をブレンド。ジュースのように飲みやすいが、けっこうお酒感もある。両方とも美味。

ついでに、甘酒も飲み比べ

甘酒もあったので、3種類ともいただいた。それぞれの蔵で製法が異なるので、味わいが全く違う。こちらも好みが分かれるところ。実際に購入する人を見ていたら、バラバラ。2種類組み合わせて買っている人も多数いた。

これから、2,3カ月、いろいろな蔵の新酒を楽しみたい。

 

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