不思議な縁が導く先

エージェントプラスさつま,桜島,季一遊,冷酒,宮崎

二日酔いも桜島が見える絶景によって。

今の鹿児島オフィスを下見に行くとき、前日に焼酎の蔵元さんと明け方まで飲んでいて、その朝は壮絶な二日酔いだった。当時も時間がなく、早朝から何件か物件を回る予定であったので、二日酔いに苦しみながらも、なんとか待ち合わせ場所に辿り着いた。そして、予定通り複数物件を回り、最後の物件として、現オフィスに入った。ちょうど昼前で、朝から時間が経過したこともあるだろうが、そう二日酔いも瞬間で忘れ去ることができた。それくらい、このオフィスから眺める桜島に心を射抜かれた。

それから紆余曲折あり、しばらく時間は経ったが、結果として今のオフィスを借りることができた。当初の予算を考えると、背伸びしているオフィスではあるが、考えごとをしたり、締切に追われ、切羽詰まっている状況下で最後の最後、アイデアを捻出することができているのは、この桜島を見ることができるこのオフィスがあるからだと。しておこう。

エージェントプラスさつま,桜島,季一遊,冷酒,宮崎,シャンデリア

「人は金平糖のようにあれ」

「人は金平糖のようにあれ。」と、昔教わった。とがるときはとがれ。でも、それだけでは成長できないから、丸くなるときは丸くなれ。そうやってその金平糖をでかくしていけ。と。たいして何もできていない、ただ粋がって、何にでも噛み付いていたのが筆者である。もうあれから、15年くらいを経過している。あの頃の自分が想像していた大人になれているのだろうか?そしてあの頃、優しく見守っていただいた諸先輩の方々には感謝してもしきれない。

朝日山酒造,杉玉,久保田

博多日本酒吟醸香も不思議な縁がつくった産物

そんな時代を経て、今本当に出逢う方々に感謝、感謝の日々である。この吟醸香も喜多屋との出逢いであり、そこに至る経緯にも、多くの方々との出逢いがある。そこから浅草での出逢いもあり、また未知なるステージに進んでいくのかもしれない。

縁とはただの巡り合わせなのかもしれないし、つながり、かかわりあいの初めであるだけなのかもしれない。「一樹の蔭一河の流れも他生の縁」なのかもしれないし、または一期一会という茶道のスピリッツがもたらすことかもしれないし、ただの顔合わせで終わることなのかもしれない。
あのとき優しく見守った人たちが見据えた未来の残像をぼんやり見えるようになってきたかもしれない。粋がった何もできない男を、正すことなく見守ったあの人たち。報いるには、今度は自分がその立ち位置に回って、見守らないといけないのだろう。

久保田,朝日山酒造,碧寿,翠寿

昨晩の冷酒を超える美酒に出逢うまで。

金平糖を普段見ることも口にすることもないが、たまには買ってみよう。そんなことを思い出す夜である。縁あってはじまったこの道。禍福は糾える縄の如しという言葉があるように、必ずしもいい方向にだけ進むわけではない。その苦しいときに何ができるのか?そんなことを考えながら、またこのオフィスで直面している課題に挑むとする。昨晩の冷酒を超える至福の美酒を口にするまで。まだまだ夜は長い。

久保田,朝日山酒造,碧寿,翠寿