大相撲@両国国技館

両国国技館とその後ろにそびえるは東京スカイツリー。

2017年9月18日。台風一過で、夏は終わり秋を感じるこの季節にも関わらず、気温は30度を超える炎天下。両国国技館へ、大相撲を観たく、やってきた。この博多日本州吟醸香に携わり、1年が経とうとしている。この1年直接、日本にまつわる文化を観戦したり、観賞したりという機会は、明らかに増えた。ありがたいかぎりである。

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土俵が近くにある世界

小さいときに祖父母と地元鹿児島出身力士への応援に熱が入り、握りこぶしを作りながら観戦していた時代。あれから何十年。今こうして眼下に広がる土俵は意外に小さく、この土俵にある勝負俵から相手を出すか、膝から上を土俵につけるか。ただそれだけの勝負である。単純明快。だから老若男女、小さい子供でも分かり易く、そして気がつくと、幼子でも、のめり込んでいる。日本の国技として、長く愛されている相撲。理由はここにあるのか?

そんな相撲は生で観戦すると、取組前の所作もその一つ一つに意味があるようで、時間前の動きも気になり、あっという間に、時は過ぎてゆく。

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国技館アラカルトその1

今、屋根は吊るされている。おそらく昔は柱があったんだろうなと。思って調べてみると、やはりそのようだ。土俵が見にくいという意見、風格がなくなるという意見。賛成、反対、双方意見はあったようだが、遥か昔、柱はなくなった。意外にも柱があったほうが危険防止になるという意見もあったようだ。現在は柱の代わりに、太い房を吊るようになった。房の色は四方位を司る四神に由来し、青い房は東方を守護する青龍、白い房は西方を守護する白虎、赤い房は南方を守護する朱雀、紫または黒の房は北方を守護する玄武を表している。

国技館アラカルトその2

大相撲の歴史に、もち吉の「力水」あり。福岡県福智山山系の地下水を大相撲の「力水」として提供していると。力水は、勝った力士が、その勝運を次の力士へ渡す清めの水。この水が福岡から長年奉納されていた事実。知らなかった。念のため補足だが、もち吉は福岡県直方市にある米菓の製造・販売を行っている企業である。

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大相撲アラカルト 番外編

大関株式会社は、日本国技である大相撲の優勝力士に大関杯を贈呈している。大杯で祝い酒を口にするシーンは見覚えがあるだろう。この銀製の大杯が大関杯である。

今場所、誰がこの祝杯を口にできるのか?横綱が休場している今場所、まだまだ優勝争いは続くであろう。そんな国技館で呑む酒も取組とともに酔わせる味だった。帰りしな、はね太鼓の音色は心地よく、両国から浅草へは、水上バスで移動した。夜空に輝くスカイツリーを眺めながら。

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