みいの寿 三井の寿

福岡県三井郡大刀洗町にある酒蔵 みいの寿 その4

海外への輸出は、これから増える傾向に

現在、みいの寿では、9割は地酒屋と直接取り引きを行っている。以前は圧倒的に関東が多かったそうだが、現在は福岡と関東は半々ほど。

「以前は圧倒的に関東でしたが、最近では、福岡でもよく飲まれるようになりました。日本酒は中国が飲みだしたら足りなくなる可能性もあるのではと思っています。毎年海外に行くたびに、和食の質が上がっているし、日本酒にしても冷蔵技術が発達して日本で飲むようなキレイな酒に出会えます。海外への輸出ですが、今年は全体の1割を超えることになりそうです」。

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、2013年12月のこと。世界中から和食への関心が高まると同時に、日本酒への関心もまだまだ高まりそうだ。

みいの寿を知るための4種

井上さんにおすすめの4種を選んでもらった。

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夏純吟 cicala(チカーラ)

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夏純吟 cicala(チカーラ)は、イタリア語でセミの意味。夏を象徴するセミがデザインされた涼しげなラベル。米は、夢一献。酵母は、リンゴ酸を高生産する福岡夢酵母を使用。リンゴ酸の爽やかな酸味と夢一献のスッキリとした味わいで、夏にピッタリの酒だ。ロックにして飲んでも美味。精米歩合は60%。

「60%磨くということは、100キロの酒米を40キロまで削って、60キロは捨てます。粕歩合が50%だとすると、40キロの50%で20キロしか酒にならないから、金額が高くなるのです。僕は、50%磨いて、粕歩合20%の酒よりも、60%まで削って30%後半から40%の粕歩合の酒のほうが美味しいと思っています。この粕歩合によっても、全然味が異なります。オレンジジュースにしても、最初にギューと搾ったほうが美味しいでしょう。えぐみや渋みがなくて。山廃にしても、70%まで削って、粕歩合は30%以上にしています」。

純米吟醸  三井の寿 芳吟 山田錦

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純米吟醸 三井の寿 芳吟 山田錦は、みいの寿で指針となる酒。純米吟醸 三井の寿 芳吟 山田錦を指標に、香りや味を変化させていくそうだ。山田錦をコシキで蒸しハゼ込みのある麹を造り醸した純米吟醸。精米歩合は、55%。

三井の寿 ワイン酵母でつくった純米吟醸酒

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三井の寿 ワイン酵母でつくった純米吟醸酒は、協会ワイン用4号酵母で仕込んだ日本酒。

「以前は白ワインの酸味は、ブドウの酸味だと思っていたのですが、これを飲んだら酵母が造った酸だとわかりました。酸は日本酒ではタブー視されていたのですが、酸がないとお肉に合わないので、あえて酸を出そうと思って造りました」と井上さん。

美田 辛醸 山廃純米辛口

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美田 辛醸 山廃純米辛口は、日本酒度+14の大辛口。糸島産山田錦を70%に磨いた山廃純米。「山廃を酸っぱいと思っている人が多いのですが、これは山廃嫌いの人でも好んで飲んでいただいています。うちの山廃の技術力がわかるのですが、純米で日本酒度プラス14はなかなか切れません」と井上さんの言葉に納得です。辛口だが、すっきりした後味。

日本酒の奥深さを実感。11種の酒米を使った日本酒は、それぞれどれだけ味や香りがことなるのか。機会があれば、飲み比べしてみたいものだ。

三井の寿の記事はこちらから

三井の寿 その1

三井の寿 その2

三井の寿 その3

 

 

施設名
みいの寿
住所
福岡県三井郡大刀洗町大字栄田1067-2
電話
0942-77-0019
その他
※蔵で販売はしていません。