糸島牡蠣×日本酒

冬の糸島といったら、牡蠣小屋だ。そして、焼き牡蠣には日本酒が合う

糸島半島では、唐泊、野北、岐志新町、船越、加布里、深江、福吉と8カ所の漁港で牡蠣が養殖され、それぞれの漁港に牡蠣小屋がある。

糸島で牡蠣の養殖がはじまったのは、早いところで昭和62年ごろから。糸島半島の直売所を見てもわかるように、新鮮な魚介類が数多く水揚げされるのだが、冬は時化で漁ができないことが多いため、冬の収入源にとはじまった。

今はなくなってしまったが、かつてあった朝市や漁港にある各自の作業小屋などで牡蠣の販売をはじめた。そのうち、焼き牡蠣を食べさせるようになったのだが、道路をふさぎ、危険が伴うため、漁協によっては、平成19年に漁協の敷地の一角に集めて営業するという今のスタイルに落ち着いた。たいてい、11月から3月まで(年によっては4月上旬まで)営業している。

たいていの牡蠣小屋は、お酒の持ち込みOK。牡蠣小屋へ行く前に、糸島半島にある白糸酒造や杉能舎・浜地酒造へ

やっぱり、焼き牡蠣は、日本酒と一緒にいただきたい。たいていの牡蠣小屋はお酒の持ち込みがOKだが、行きたい牡蠣小屋へ電話で確認するのが確実だ。牡蠣小屋へ行く前に、白糸酒造(福岡県糸島市本1986)や杉能舎・浜地酒造(福岡市西区元岡1442)へ立ち寄り、とっておきの日本酒を手に入れてみては。牡蠣と日本酒の相乗効果で、より一層美味しくいただけるはず。

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準備が整ったら、牡蠣小屋へ。多い時は、1、2時間待ちのことも。昼の時間をさけたら、待たずにすんなりと入れることもある。狙い目は、午前中早い時間か、15時以降。

加布里漁港では、貴重な天然蛤も

よく行く加布里の牡蠣小屋では、特大サイズの牡蠣がある。通常の倍ぐらいある牡蠣は食べ応え満点。それに加え、加布里漁港には、貴重な天然蛤も。特大サイズの牡蠣と天然蛤と日本酒と。贅沢極まりない。

今回は、船越漁港の牡蠣小屋へ。電気ではなくて、炭火焼きであった。まずは、平らな部分を1、2分焼いてから、ひっくり返してしばらく待つ。時々、牡蠣の先端がはじけて熱い汁が飛ぶので、要注意。くれぐれも先端は、人に向けないように。いろいろなメニューがあるのだが、とりあえず、牡蠣をひたすら満足いくまで食べる。合間に、日本酒を。毎年食べているのだが、ああ、やっぱり旨い。至福の時である。そして、〆は牡蠣飯で。

正月三が日にも行ったのだが、人が多かった。漁船には、大漁旗と日の丸が。

もう1度といわず、2度か3度は、今シーズン牡蠣小屋に行く予定。

詳しくは、糸島漁業協同組合へ 

 

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