第24回城島酒蔵びらき、メイン会場は人の熱気がとにかくすごい。1年中で、1番町が盛り上がる2日間
シャトルバスを降りて、メイン会場へと進む。
こちらは、メイン会場手前の蔵元ごとの「城島の酒販売コーナー」。これでも人が多いと思ったが、メイン会場はこの比ではなかった。
「池亀酒造」の販売ブース。お目当ては、「無濾過・無加水」。「無濾過・無加水」の記事はこちら。スタッフの方が、「3月末にならないと出ません」とのことで。「黒兜」の生酒があったので、「黒兜」の生酒と大吟醸を試飲させていただいた。「黒兜」の記事はこちら。この後、メイン会場、そして歩いて行ける「花の露」へ行き、それからシャトルバスに乗って、「池亀酒造」に行く予定だったのだが、スタッフの方が「15時ぐらいで売り切れてしまいますよ」とのことで、こちらで購入。案の定、帰りに「池亀酒造」へ寄ったら、売り切れていた。
メイン会場のみで、蔵を開放していない「比翼鶴(ひよくつる)」のブースへも。こちらも試飲の人がいっぱいいたのだが、何とか2、3種類試飲ができた。
そして、道路を渡って、メイン会場へ。あまりに人が多いので、近づくことを断念。入口付近は、まだそんなに混んでいなかった。
「城島の酒飲みくらべ」や「角打ち」「物産販売ブース」がとにかく、すごい人。座り込み、「今日は飲むぞ」と気合が伝わる。
メイン会場に入ることなく通り過ぎ、「花の露」へ到着した。
まずは、ちょっと甘めのお酒を。八丈島のパッションフルーツを使った純米酒仕込みの梅酒。これは、値段だけあって、美味しい。まるでジュースのように飲めてしまう。スパークリングのレモンのお酒、レモネードもさっぱり爽やか。シュワシュワ感が、またいい。
そして、生原酒を試飲して、蔵の中へ。何かよくわからないが、並んでいるので、並んでみた。
しぼりたて「純米大吟醸 生原酒」の試飲が。
「花の露」である程度、試飲をした後は、シャトルバスに乗って「池亀酒造」へ移動。
「池亀酒造」へ行くと、試飲が終了し、売り切れ続出。他の蔵も時間的にきびしいかもと思い、城島には、美味しいうなぎ屋があるので、急きょ、予定を変更してうなぎ屋へ。シャトルバスは、うなぎ屋の前でも停まってくれる。
ということで、「富松うなぎ屋」へ。ここは、以前、友達夫婦がわざわざ連れて来てくれたところだ。土用の丑の日に連れて来てもらったのだが、常連さんらしき人たちがお持ち帰りを大量にしていた。
歩いて飲んでバスで立っていると、かなり疲れたのでちょうどいい。ウナギの骨を揚げたもの。いつもなら、日本酒がほしくなるが、今日は、そのままポリポリと。
セイロむしではなく、うなぎ定食。見た目通りの美味しさだ。炭火焼きとのことで、外側はパリッと香ばしく、中はふわっと。秘伝のタレは濃厚。
うなぎでお腹が満たされたら、あとは、思い残すことなく、帰るだけ。
「富松うなぎ屋」からシャトルバスに乗ると、「瑞穂錦酒造」、JR荒木駅が近いのだが、西鉄の往復チケットを買っていたので、いったんメイン会場行のシャトルバスに乗り、「池亀酒造」で降りて、三潴駅行きのシャトルバスへ。駅に近づくと、やや渋滞気味。メイン会場であれだけの人がシャトルバスで帰ることを考えたら、仕方がない。
三潴駅から、大善寺駅へ。大善寺駅で特急に乗り換えもできるのだが、ゆっくり座って帰りたかったので、そのまま各駅停車で天神へ。もちろん、電車に揺られ心地よく寝ることができた。
それにしても、城島酒蔵びらきの熱気には驚かされた。町をあげてのお祭りだ。8蔵のお酒が堪能でき、そのうち味わうという感じではなくなってしまうのだが、どんどんいい気持になってくる。それにしても、日本酒でこれだけ町が盛り上がるなんて、感激だ。ぜひ、一度、城島酒蔵びらきに足を運んでみては。
城島酒蔵びらき1は、こちら。
城島酒蔵びらき2は、こちら。