4月、福岡で蔵開き終盤戦 2018
1月下旬からはじまった福岡の蔵開き。4月、終盤戦を迎える。行き足りない人、まだ行っていない人、ぜひ酒蔵で新酒を味わおう。
森山酒造 4月7日(土)、8日(日)11:00~16:00
福岡県小郡市にある唯一の酒蔵で、代表銘柄は「月の桂」。酒の仕込み水で造る無添加のアイス「もりやまのアイスキャンデー」も手掛ける。西鉄大牟田線「大保駅」より徒歩5分。しぼりたて生原酒、三年古酒、吟醸酒、純米酒などの試飲・販売。その他、酒袋を使った布製品、手造り酒まんじゅう、地元農家の朝摘み野菜などもある
住所:福岡県小郡市大保1067-1/電話:0942-75-2302
瑞穂菊酒造 4月8日(日)13:00~15:30
明治元年(1868年)創業。嘉穂劇場からは30分ほど。かつて長崎街道沿いの商人の町としても栄えた飯塚市天道にある蔵。JR副北ゆたか線・天道駅から徒歩3分。代表銘柄は、「瑞穂菊」「一鳥万宝」「五穀豊穣」など。アイガモ農法の無農薬栽培米を使用した「一鳥万宝」の新酒が味わえる。地元で活躍しているミュージシャンの演奏などもある。
住所:福岡県飯塚市天道375/電話:0948-22-1050/URL:http://mizuhogiku.com/
白糸酒造 4月14日(土)、15日(日)11:00~16:00
JR筑肥線 筑前前原駅南口からシャトルバス運行。糸島半島にある、全量昔ながらのハネ木搾りを貫く蔵。最近では、田中六五の人気が高い。各種試飲(限定酒のみ有料)、糸島の物産販売もある。記事はこちら
住所:糸島市本1986/電話:092-322-2901/URL:http://www.shiraito.com/
後藤酒造場 4月14日(土)~5月5日(土)9:00~17:00(黒木大藤祭期間中)
1677年創業。JR羽犬塚駅から堀川バス(黒木行き)55分、八女インターから車で25分。代表銘柄「金襴藤娘」は、純米大吟醸酒、純米酒、本醸造などさまざまなタイプがある。昔ながらの手づくりを貫く。原料の酒米も手洗い、麹も「手麹」。そして、てこの原理を応用した「はね木」で酒をしぼる。機械のように圧力は強くないので、雑味の少ない酒ができる。記事はこちら。
住所:福岡県八女市黒木町黒木26番地/電話:0943ー42-0011
蔵開きではないが、
「第4回 筑後七国 酒 文化博」 4月7日(土)九州芸文館で開催。9つの酒蔵が大集結
筑後七国とは、福岡県南部筑後地方のうち、九州新幹線筑後船小屋駅を中心地点として繋がる5市2町(大川市・柳川市・大木町・筑後市・みやま市・広川町・八女市)を称する新しい呼び名のこと。
この地域にある9つの酒蔵(日本酒8蔵、焼酎1蔵)、後藤酒造場・旭松酒造・高橋商店・喜多屋・西吉田酒造・若波酒造・菊美人酒造・玉水酒造・目野酒造が一同に集まりお酒を楽しめるイベント「第4回 筑後七国 酒 文化博」が、4月7日(土) 12:00〜18:00、九州芸文館(九州新幹線・JR在来線 筑後船小屋駅ヨコ)で開催される。九州芸文館が主催で、後援は、筑後七国活性化協議会、(一社)筑後七国商工連合、協力は 筑後七国酒文化研究会だ。
9つの参加酒蔵はこちら。
- 後藤酒造場(八女市):福岡県内2番目に古い老舗酒蔵。記事はこちら。
- 旭松酒造(八女市):柔らかい地下水で少量を丁寧に仕込む酒蔵。記事はこちら。
- 高橋商店:「繁桝」で知られ、辛口にこだわる酒蔵。記事はこちら。
- 喜多屋(八女市):「大吟醸 極醸 喜多屋」が「チャンピオン・サケ」に輝いた酒蔵。記事はこちら。
- 西吉田酒造(筑後市):黒麹仕込みの麦焼酎「つくし」が人気の酒蔵。
- 若波酒造:大正11(1922)年、筑後川のように若い波を起こせと、名付けられた酒蔵。
- 菊美人酒造(柳川市):北原白秋が愛飲していたどっしりと飲み応えある酒を造る。記事はこちら。
- 玉水酒造(みやま市):知る人ぞ知る純米大吟醸「神力」で知られる酒蔵。記事はこちら。
- 目野酒造(柳川市):熊本地震でダメージを受けるも復活を遂げた酒蔵。記事はこちら。
1蔵元3~5銘柄を用意。2200円分のチケットを2000円で販売中。「おためし1杯券」もつくお得なチケット
各蔵元が参加しているので、お酒と酒にまつわる話を楽しみたいもの。お酒とともに地元の美味しいつまみも用意。1蔵元3~5銘柄用意。1杯100円~300円で提供する。「第4回 筑後七国 酒 文化博」チケットは、ただいま販売中。購入はこちらから。2,200円分のチケットが2,000円に。「おためし1杯券」もつくお得なチケット。購入はこちらから。