宗像大社とは?さらに「海賊と呼ばれた男」で知られる出光佐三さんと宗像大社のつながりとは?
新年新たに宗像大社へ。福岡県宗像にある宗像大社といったら、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産に登録され、じわじわと静かに盛り上がりつつある。宗像大社の歴史や魅力、さらには、宗像大社と密接なつながりのある、「海賊と呼ばれた男」で知られる出光興産の出光佐三さんについても併せてご紹介したい。
まずは、元旦には氏神様へ。氏神様とは
氏神様とは、地域を守る土着の神様のこと。私の場合、地元の八坂神社が氏神様にあたるのだが、この神社は、近隣の神社の神主が兼任しているため、通常は神主がいない。そのため、近隣の5町内から各町内ひとりずつ「総代」が選ばれ、総代が神社の清掃や全体の管理を行う。
元旦そうそうに初詣に行ったのだが、総代と各町内の会長が御神酒(おみき)を振る舞っていた。まさに、地域の守り神である。氏神様を調べるには、町内会がある場合は、会長が把握しているはず。町内会がない場合などは、各都道府県に設置している神社庁に問い合わせてみるといい。
その時いただいた、お神酒(おみき)とは
御神酒とは、神社や神棚など神に供える酒のこと。また、祭礼が終わった後には、それをいただく。日本古来から伝わる慣習である。
さっそく、本題である宗像大社へ
福岡県宗像にある宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、宗像市の辺津宮の三社の総称のこと。、2017年7月には、宗像大社を含む「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産に登録された。
太鼓橋を渡り、まずは本殿でお参りを。
本殿でお参りした後は、木々に囲まれた高宮参道を歩き、第二宮、第三宮へ。第二宮(ていにぐう)には沖ノ島にある沖津宮の田心姫神、第三宮(ていさんぐう)には大島にある中津宮の湍津姫神をお祀りしている。現地へは行けないのでこちらでお参りを。
そして、小高い丘の上にある、宗像三女神の降臨地と伝えられている高宮祭場へ。
やはり、ここは気持ちが鎮まる。定期的に来るつもりだ。
宗像大社から車で約20分。福岡県宗像市にある旧唐津街道の宿場町である赤間宿は、「海賊とよばれた男」で知られる出光興産創業者の出光佐三さんの故郷。
お昼には、「玄海食堂 温や」で海鮮丼と白子葛とうふと日本酒を少々いただいた。
これから、蔵開きの季節到来だ。伊豆本店では2月16日(金)~18日(日)、勝屋酒造では2月24日(土)、25日(日)に蔵開きが開催される。ぜひ、蔵開きと一緒に宗像大社や赤間宿を堪能してみては。