H30蔵開き総集編

行ってきました、福岡の蔵開き2018。総集編

出来立てフレッシュな新酒や蔵限定の酒などいろんな種類の酒を思う存分楽しめるのが、蔵開きの醍醐味だ。2018年1月末から4月にかけて、福岡で行われた各蔵の蔵開きでは、驚くほど多くの人々で賑わっていた。地元の特産品を使った酒の肴とお酒と、蔵で味わう日本酒は格別だ。2018年、全蔵の蔵開きへは、残念ながら足を運べなかったものの、足を運んだ酒蔵をご紹介したい。また、蔵開きの情報が得られなかったり会員限定だったりと足を運べなかった蔵もある。


杉能舎(すぎのや)・浜地酒造 1月27日から3月4日

蔵開き記事はこちら。九州大学から歩いて15分ほど。九大学研都市駅から、車で10分。九州大学から歩いて10~15分、福岡市西区元岡にある酒蔵が、杉能舎(すぎのや)・浜地酒造だ。1870(明治3)年創業。日本酒よりもどちらかというと地ビールが有名な蔵で、蔵カフェや冬はカキ小屋などもしているため、年中観光客が多い。変わり種日本酒も多い。私は近所に住んでることもあり、お酒好きな友人が来た時は案内し、試飲を楽しんでもらう。


いそのさわ 2月11日

蔵開き記事はこちら。福岡県うきは市といったら、柿・ぶどう・梨などのフルーツ、美味しいパン屋やソーセージ屋、吉井町の白壁の街並みが思い浮かぶ。うきは市をはじめ、阿蘇山系に水源をもつ筑後川流域は水に恵まれ、古くから多くの酒蔵があったという。現在、うきは市には、1軒の酒蔵がある。それが、明治26年創業の「いそのさわ」だ。毎年、2月11日に蔵開きが行われるとのことで、早速行って来た。


伊豆本店 2月16日~18日

吟醸香,福岡,宗像,日本酒,亀の尾,伊豆本店

吟醸香,福岡,宗像,日本酒,亀の尾,伊豆本店

JR赤間駅から無料シャトルバスを運行予定。JR教育大前駅からはタクシーで5分ほど。酒米「亀の尾」で造る純米酒は、飲んだ瞬間すぐに違いがわかるほど、独特の香りと味わい。使用する酵母は、ちょっと香りもありながら酸味が少ない金沢14号。搾りは、やぶたではなく、全量ふねなので、搾るのに3日ほどかかる。目指すのは、米の味わいがしっかり残る酒造り。蔵取材の記事はこちら。2018年蔵びらきは、残念ながら行けなかった。


第24回城島酒蔵びらき 2月17日、18日

 城島酒蔵びらきの記事はこちら。8蔵が合同で蔵開きを開催し、町をあげての大イベント。西鉄天神駅から三潴駅までは、「城島酒蔵びらき記念きっぷ」を購入。往復チケット(730円×2)が入っていて、メイン会場で開催する城島の酒飲みくらべの割引券(100円引き)付き。西鉄大牟田線特急で行くのだが、駅には、おそらく城島酒蔵びらきに行く人でいっぱいで、この熱気に行く前から驚かされた。


博多百年蔵・石蔵酒造 2月17日、18日

吟醸香,福岡,博多,博多百年蔵,結婚式,日本酒

吟醸香,福岡,博多,日本酒,博多百年蔵,スパークリング

地下鉄千代県庁口から徒歩8分、博多駅から車で5分。博多に唯一残る造り酒屋。受付で300円(飲み比べできるチケット5枚とおちょこ付)。お酒を飲まない人は不要。甘酒の振る舞いや、酒まんじゅう、煮込み料理などフードコーナーあり。しぼりたての新酒をはじめとした多数のお酒を販売する。蔵取材の記事はこちら。2018年蔵びらきは、残念ながら行けなかった。


勝屋酒造2月24日、25日

蔵びらき記事はこちら。2月24、25日に、福岡県宗像市赤間にある勝屋酒造で蔵開きが開催された。赤間宿は、江戸時代の筑前福岡藩内に27カ所あった宿場町のひとつで、南北約600メートルある。25日は、赤間地区コミュニティの赤間宿まつりが同時開催されていて、多くの出店がずらりと並び、雨にも関わらず通りは大賑わい。町あげてのお祭りであった。


菊美人酒造 2月24日、25日

蔵びらき記事はこちら。福岡県にある柳川といったら、真っ先に詩人・北原白秋が頭に浮かぶ。北原白秋は、代々柳川藩御用達の海産物問屋を営む旧家で産声を上げた。北原白秋の姉の嫁ぎ先が、1735年(享保20年)に創業した「菊美人酒造」で、北原白秋は「菊美人」を飲みながら詩歌を詠んでいたという。


白糸酒造 2月24日・25日、4月14日・15日

蔵びらき記事はこちら。白糸酒造といったら、全量昔ながらのハネ木搾りを貫く酒蔵。ハネ木搾りは、てこの原理を応用し圧をかけて搾る方法で、酒粕の雑味のないふくよかな酒ができるという。通常、蔵では「田中65」を販売していないのだ(それ以外の銘柄・甘酒などは土蔵で販売している)が、蔵開きでは「田中65生」が手に入るとあって、多くの人々で賑わっていた。


喜多屋 3月3日、4日

2013年、ロンドンで開催された世界最大規模の酒の競技会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」日本酒部門で、「大吟醸 極醸 喜多屋」が世界一となる「チャンピオン・サケ」に輝いた喜多屋。気候が変わろうが関係なく、狙ったとおりの酒を造れる環境と技術力を誇る。新酒や樽酒の試飲(200円のぐい呑み購入で好きなだけ)、酒蔵見学、粕汁の振る舞いなどあり。蔵取材記事はこちら。2018年蔵びらきは、残念ながら行けなかった。


林龍平酒造場 3月4日(日)10:00~15:00

蔵びらき記事はこちら。かつての炭鉱町として知られる田川と行橋の間、福岡県京都郡みやこ町にある酒蔵が「林龍平酒造場」だ。福岡県と大分県の県境に聳える霊峰英彦山を源とする今川の中流で、山紫水明のほとりに位置することから、英彦山の伏流水で酒を醸す。銘柄は「九州菊」で知られ、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した山田錦で造った「残心」、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した伊勢神宮の神田に端を発す奇跡の米イセヒカリで造った「歓びの絆」、こだわりの無農薬米で醸した純米吟醸酒「源じいの森」など米の栽培方法にこだわった日本酒などもある。


千年乃松酒造 3月10日、11日

蔵びらき記事はこちら。3月10、11日、久留米市北野町にある「千年乃松酒造」で蔵開きが開催された。11日、蔵開きのはしごということで、「千年乃松酒造」とみやま市高田町にある「玉水酒造」へ行って来た。天気が良く、外のテントの中で陽気に飲み、食べる人の顔はみな笑顔で、気持ちがいい。


玉水酒造  3月11日

蔵びらき記事はこちら。福岡県みやま市高田町にある「玉水酒造」。「神力」で知られる蔵。年間1万5千本を仕込み、その大半が地元で飲まれている。創業は、1878(明治11)年だが、戦時中に休業し、1955(昭和30)年に復活を遂げた。3月11日(日)に蔵開きが行われ、早速行ってみた。


綾杉酒造場 3月17日

西鉄大牟田線大橋駅から徒歩15分。JR鹿児島本線・竹下駅からは徒歩10分。綾杉酒造場は、寛政五年(1793年)福岡市天神で創業。筑後川水系の地下水と福岡産の酒米「夢一献」を使った酒造りに励む。新酒、純米原酒、四段、古酒、樽酒など試飲あり。桶酒(熱燗)は有料。奈良漬、玉こんにゃく、揚げ蒲鉾、干物、酒まんじゅうなどあり。酒器、酒袋グッズなどの販売もある。2018年蔵びらきは、残念ながら行けなかった。


大賀酒造3月17日

3月は残念ながら行けなかったものの、秋の蔵開きの記事はこちら。西鉄二日市駅、JR二日市駅から徒歩5分。延宝元年(1673年)創業。福岡県で一番古い酒蔵と言われている。万葉集にも歌われた歴史ある二日市温泉のすぐ近く。銘柄「玉出泉」で知られている。


溝上酒造 3月17日、18日

蔵開き記事はこちら。溝上酒造の蔵開きが、3月17日、18日の2日間行われた。溝上酒造は、江戸時代の弘化元(1844)年に創業した歴史ある蔵。皿倉山の麓にあるため、清冽な湧き水で醸す。代表銘柄は「天心」。溝上酒造に到着すると、もうすでに多くの人で賑わっていた。

 


無法松酒造 3月24日(土)10:00~15:00

九州自動車道小倉南インターから車で5分。JR日田彦山線石原町駅下車、徒歩5分。明治10年(1877年)、平尾台の麓、紫川の支流・東谷川の上流にあたり、豊かな自然環境の中にある酒蔵。代表銘柄は「無法松」。2018年蔵びらきは、残念ながら行けなかった。


若竹屋酒造場 3月24日、25日

 

蔵開き記事はこちら。福岡県久留米市田主丸町にある「若竹屋酒造場」。3月24日、25日に蔵開きが開催された。両日は、「若竹屋酒造」の蔵開きだけではなく、「若竹醤油」、地元田主丸の巨峰からワインを造る「巨峰ワイン」、「紅乙女酒造 耳納蒸留所」の4つの蔵が同時に蔵開きを開催。「内山緑地・ガーデンショップさんぽ道」、「樹蘭マルシェ」、「みのう山荘」などでもイベントが行われ、「たのしまる春まつり2018」として賑わっていた。


旭菊酒造 3月25日

城島蔵開き記事はこちら。西鉄天神大牟田線犬塚駅から徒歩20分。タクシーで5分。広川インターから車で約20分。明治33(1900)年創業。代表銘柄は「旭菊」。先日の「第24回城島酒蔵開き」に続き、蔵開きを開催。同日には、「萬年亀酒造」の蔵開きも開催される。しぼりたて生酒の試飲・販売。お燗で飲み比べ角打ち(有料)など。


萬年亀酒造 3月25日(日)

西鉄大牟田線大善寺駅下車、城島・大川行きバス「原田(はるだ)入口」下車。明治25(1892)年創業。平成18年からは「玄米日本酒 琥珀のつぶやき」を販売している。「第24回城島酒蔵開き」では、筑後酒造り唄保存会による酒造り唄や全国各地の民謡が披露された。2018年蔵開きは、残念ながら行けなかった。


山の壽酒造 3月24日、25日

蔵開き記事はこちら。山の壽酒造は、昨年から8代目である片山郁代さんが女性社長として率いる蔵。積極的に蔵へも入り、造りにも関わっている。創業は1818年(文政元年)。米と野菜の産地であった三井郡(現在の久留米市)には、産業と言えるものがなった。そこで、地主であった山口清兵衛さんは、米を食べるものだけではなく何か地元の産業にと、地元の米と筑後川の伏流水で造る清酒製造を志した。

 


千年乃松酒造・山口酒造場・山の壽酒造・みいの寿の4蔵を巡る「第7回くらの細道きっぷ」3月24、25日

4つの蔵巡り記事はこちら。西鉄電車で巡る蔵巡り。天神からだと往復1460円で、千年乃松酒造と山口酒造場のある北野駅、山の壽酒造のある大城駅、みいの寿のある大堰駅は乗り降り自由で、各蔵では、2杯飲み比べできる。


森山酒造 4月7日、8日

蔵開き記事はこちら。福岡県小郡市にある唯一の酒蔵で、代表銘柄は「月の桂」。酒の仕込み水で造る無添加のアイス「もりやまのアイスキャンデー」も手掛ける。西鉄大牟田線「大保駅」より徒歩5分。しぼりたて生原酒、三年古酒、吟醸酒、純米酒などの試飲・販売。その他、酒袋を使った布製品、手造り酒まんじゅう、地元農家の朝摘み野菜などもある。


瑞穂菊酒造 4月8日

福岡,日本酒,吟醸香,瑞穂菊酒造,一鳥万宝,寒北斗酒造,黄金比率30 VISION

明治元年(1868年)創業。嘉穂劇場からは30分ほど。かつて長崎街道沿いの商人の町としても栄えた飯塚市天道にある蔵。JR副北ゆたか線・天道駅から徒歩3分。代表銘柄は、「瑞穂菊」「一鳥万宝」「五穀豊穣」など。アイガモ農法の無農薬栽培米を使用した「一鳥万宝」の新酒が味わえる。地元で活躍しているミュージシャンの演奏などもある。2018年蔵開きは、残念ながら行けなかった。


後藤酒造場 4月21日~5月6日(黒木大藤祭期間中)

蔵開き記事はこちら。1677年創業。JR羽犬塚駅から堀川バス(黒木行き)55分、八女インターから車で25分。代表銘柄「金襴藤娘」は、純米大吟醸酒、純米酒、本醸造などさまざまなタイプがある。昔ながらの手づくりを貫く。原料の酒米も手洗い、麹も「手麹」。そして、てこの原理を応用した「はね木」で酒をしぼる。

福岡,日本酒,吟醸香,黒木の大藤


旭松酒造 4月21日~5月6日(黒木大藤祭期間中)

蔵開き記事はこちら。4月21日から5月6日まで、福岡県黒木町では「大藤まつり」が開催され、まつりの期間中、「後藤酒造場」と「旭松酒造」では蔵開きが行われている。「後藤酒造場」につづき、すぐ隣にある「旭松酒造」の蔵開きへ向かった。蔵の横にある用水路には、大きくてキレイなニシキゴイが泳いでいる。水がキレイな証拠だ。「旭松酒造」は、柔らかい水質の地下水で酒を醸すため、さらりとした飲み口だと評判だ。